いらっしゃいませ、和食屋HANAへようこそ。
低カロリーで栄養豊富!さらに腸内環境を整え、免疫力upでアレルギーやダイエット効果もある山芋と長芋。
ツルツルすべったり、痒くなったり、すりおろすのが大変、と敬遠されがちですが・・・
フードプロセッサーを使えばあっという間にとろろが完成!とろろを使って3種類のメニューを作りました。
☆*: .。.目次 .。.:*☆
長いもと山芋の違いは?
棒状の細長いのが長いも、、銀杏のような形のが山芋(自然薯とも呼ぶ)です。呼び名は違いますがどちらも山芋の仲間です。
栄養価に大きな違いはありませんが、長いもは水分が多く、淡白な味わいで粘り気は少な目、山芋は甘みもあり、粘り気が強いのが特徴です。
とろろの栄養は?
長いもも山芋も消化酵素のアミラーゼで、でんぷんの一部が分解され、胃にもたれずに生で頂ける珍しいお芋です。
とろろは低カロリー!
100gあたり65kcalと低カロリー。
とろろの効能と効果は?
- 良質なたんぱく質・ビタミンB群・ビタミンCが豊富⇒アンチエイジング効果
- カリウム・マグネシウム・ミネラルが豊富⇒高血圧予防
- 消化酵素が豊富⇒胃もたれや胃腸機能の回復
- アミノ酸の一種のアルギニン成分で脂肪の分解を促進⇒ダイエット効果
- 食物繊維が豊富⇒血糖値の上昇を押さえる。
- ねばねば成分ムチン⇒抗ウィルス作用・免疫力アップ・粘膜の保護
フードプロセッサーでとろろをつくりましょう♪
良く洗い、ビニール手袋をして、皮をむきます
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ビニール手袋をするのは、どちらのお芋にも含まれる、シュウ酸カルシウムという物質の結晶が、皮膚に触れると痒みを感じるから。
※調理中、万が一痒みが出た時は水で薄めた酢で、痒みのある個所を洗うと緩和されます。
フードプロセッサーであっという間に完成!
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皮をむいたら、3㎝ほどにカットして、フードプロセッサーに入れて、様子を見ながら攪拌します。
2~3秒ずつ、時々混ぜ合わせながら、少し粒が残っている位まででOKです。
簡単でしょ(#^.^#)
調味料と卵を加えます
調味料は白だしとお醬油の2種類だけ。それに玉子を加えて仕上げます。
- 白だし 大さじ2
- 醤油 大さじ半量
- 卵 1~2個
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調味料と玉子を加えたら様子を見ながら、なめらかになるまで混ぜ合わせましょう。
お芋の甘みを感じる、とろとろでなめらかな、とろろ汁があっという間に出来上がりました。
とろろで作るレシピ3選のご紹介
フードプロセッサーであっという間に出来たとろろは、ご飯にかけてもお蕎麦のお供にもピッタリです。
ご飯にかけてとろろごはん
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温かいご飯の上にとろろ汁をたっぷりとかけ、刻み海苔を散らし、わさびを添えます。
根菜たっぷり、発酵食品のお味噌を使った、具沢山の豚汁と一緒に頂けば、バランスの良い献立になります。
※とろろは冷凍保存も出来ます。すぐに密閉パックにいれ、平らな状態で冷凍保存し、なるべく早めに召し上がってください。卵が入っていても大丈夫です。
マグロを加えればさらに栄養価upです。
とろろそばはランチにピッタリ!
とろろ汁をおそばに乗せてあったかとろろそば♪冷たいお蕎麦にも、もちろん合いますよ。
とろろの磯部揚げはお酒のおつまみに最適
これ!すご~く美味しいです(^^)
油で揚げると、ねばねばからふわふわもちもちに変わり、食感も楽しい♪ボリュームのある一品になります。
①フードプロセッサーで作ったとろろを、全形のりを8等分にした海苔にスプーンですくって乗せたら、ぱたんとたたみます。
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②少な目の油を弱火(160 ~170℃)に熱し、こんがりきつね色に揚げましょう。
しっかり味が付いているので、おつまみに箸休めにおすすめの1品ですよ。
フードプロセッサーがなくても大丈夫!
フードプロセッサーもないし洗い物も増やしたくないわ・・って人は、丈夫なビニール袋に3~4㎝にカットした山芋を入れて、綿棒などでトントンしても出来ます。
ある程度細かくなれば調味料を入れて、そのままモミモミ。ビニール袋が破れると最悪なのでくれぐれも気を付けて!
下の角をはさみで切って、好きなだけ絞り出せばシャキシャキとねばねば♪両方の食感が楽しめるとろろの完成。
たたいて乗せただけの、山芋と納豆とめかぶのネバネバトリオは栄養満点でおすすめです。
とろろレシピ3選|フードプロセッサーであっという間に完成のまとめ
山芋類はツルツル滑ったり痒みを伴う為扱いにくい食材と敬遠されがちですが、栄養豊富で低カロリー、その上ねばねば成分ムチンのお陰で抗ウィルス作用。免疫力アップなど、多くの効能がいっぱいのとっても嬉しい食材です。
本来の調理方法は、すり鉢で丁寧にすりおろして作るとろろを、フードプロセッサーであっという間に完成させました。
多めに作って、小分け冷凍しておけば、食べたい時にすぐに食べられるので便利です。
主食にお酒のおつまみに、そしてランチに手軽に使えるとろろ♪
滋養強壮に優れた、栄養満点のとろろレシピを手軽に作って、食卓に取り入れてくださいね。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。