寒い日本を脱出して、タイのサムイ島へ行ってきました。
大学を出たばかりの長男くんがバックパッカーで訪れ、豊かな自然の中で暮らす人々に触発され、その後の人生に影響を受けた思い出の島です。
頭をからっぽにして、青い海と空の下、ポジティブなイメージトレーニングをしながら、何かを感じて来てほしい。
そんな彼の思いを受け、夢のような2週間を南の島で過ごしてきました。
☆*: .。.目次 .。.:*☆
心地よい人生って?
朝は「インドベッカ」と呼ばれる美しい鳴き声の鳥の歌で目覚め、ルーティーンのない1日が始まります。
その日の気分で浜辺で読書をしたり、どこまでも続く水平線をぼんやり眺め、湧き出る思いや気づきに向き合い、お腹が空けば食べて、眠くなれば目を閉じ、暑くなれば海やプールで身体を冷やし、心の赴くままに身体を委ねます。
人生の折り返し地点で生まれて初めて、時の流れと自然に身を任せ、リラックスした日々を過ごせました。
今までの価値観や常識って?
真っ白な砂浜の木陰は、潮風がやさしく頬をなでリラックスするのに絶好の場所です。
海水浴をする欧米人もまばらで、静かで落ち着きます。
椰子の木にもたれかかり、浜辺で長男くんが薦めてくれたリンダ・グラットン著の『ライフシフト』を読みました。
人生100年時代と長寿化する中で、ハッピーに充実した人生を送る為の人生戦略が書かれていて刺激を受けました。
永い年月で染み込んだ「普通」や固定観念、先入観が邪魔をして、フラットで柔らかな見方、感じ方が出来なくなっている自分に気付かされます。
目先の事ばかりでなく人生をマクロでみる事の大切さも感じました。
心地よい人生を過ごす為に大切な3つの事
楽しいアイディアが次から次へと浮かび、何からしようかしら?とワクワクが止まらない毎日。
1日があっという間に過ぎて、時間が足りない、と思える充実した毎日。
そんな心地良い人生を過ごす為に著者が必要な事として挙げる、3つの大切な事とは
1.バランスの良い生活の中で心身ともに健康である事
2.収入を得るためのスキルや知識を獲得する事
3.協力者と良い関係を作り、良い評判を得る事
幸せは手の届くところにある
幸せは待っていても訪れないし、きれいな花も土を掘り返し水を与え、種を蒔き、陽を当てて環境を整えなければ育ちません。
目的達成のためにはいつだって準備が必要です。
そして幸運を呼び込む為には、欲するだけでなく人に手を差し伸べられる、寄り添う心が重要です。
時代の変化と柔軟に向き合い、家族や協力者と良い関係を保ち、培ってきた知識やスキルを活かして信用を得る。
テクノロジーで情報収集し、積極的に新しい経験を繰り返して、変わっていく自分を楽しむ。
ライフシフトを行い、幸せになるための条件を一つ一つクリア出来たら、承認欲求も貢献感も満たされて、人生は楽しくて100年あっても足りないかもしれません。
『ライフシフト』幸せに生きる為に大切な3つの事のまとめ
サムイ島の旅は日常生活から離れ、文化や価値観の違う人との出会いで、自分と世界を再発見できるだけでなく、既存の価値観を壊し、自分自身と深く向き合えたと感じています。
健康で家族や協力者と良い関係を築き、自分の役割を追求しながら、感謝の気持ちを持ち、2度と訪れない今日を大切に過ごしたいです。
何が起きるかわからない毎日の中で明日という日が必ず来る保証は誰にもないのですから。
どこかの誰かと比較したり、常識といわれる誰かが作ったものさしに振り回されるのではなく自分が目指す人生の本質を静かに考える時は今!だと思っています。
本当の幸福感を感じて生きて行くために・・♡