寒暖差・気圧や湿度の変化で体調管理が難しい季節。
梅雨時から梅雨が明けるくらいまでの季節限定の赤しそでつくる【赤しそジュース】がおすすめです。
長雨が続いたと思うと真夏のような陽ざしが照り付けたり、気圧が急低下したりするこの時期は自律神経が乱れがち。
赤しそジュースは体調不良を吹き飛ばす、魔法のジュースなのです。
☆*: .。.目次 .。.:*☆
赤しその成分と効能
しそは紫蘇と書き、蘇はよみがえると読みます。
しその葉は理気薬として漢方生薬に使われ、疲れた身体やストレスをやわらげ、復活させて再生する、元気を取りもどし蘇らせる効果があります。
【ベータカロテン】ガン予防・アトピー性皮膚炎・喘息・花粉症などのアレルギー症状の緩和効果
【ビタミンA.C.E】高い抗酸化力でアンチエイジング・しわやシミを防ぐ効果・血液サラサラ効果
【鉄分・ミネラル・カリウム・カルシウム】貧血・高血圧・むくみ・骨粗鬆症予防に効果
【ペリルアルデヒド】胃液の分泌を促進・細菌類の繁殖を抑える防腐剤効果
梅雨時の体調不良の原因
適度な湿度と水分は、身体を潤わせて体調を維持するためにはなくてはならないものです。
長雨が続く梅雨時は過剰な湿気で外からも体内に水分が取り込まれ、余分な水分が身体に溜まりやすくなります。
そのために、余分な水分によるむくみや頭痛、めまいや食欲不振を引き起こす原因になります。
天気病(気象病)
天気病(気象病)は天気の変化、気圧の変化で起きる身体や精神の不調のこと。
頭痛やめまい、肩や首の張り、古傷が痛む、耳鳴りや気分が沈みがちなどの症状は自律神経の失調が原因です。
自律神経は、呼吸や血液の循環、消化や体温調節をはじめ体調保持をコントロールしてくれる、重要な神経。
低気圧や寒暖の差で自律神経が乱れると体調不良を起こし、精神的にも影響します。
赤しそジュースは体調不良を吹き飛ばし、ストレス軽減に役立ちます。
赤しそジュースのつくり方
用意するもの
- 赤しその葉 300g
- 砂糖 300g
- 酢 1カップ(200cc)
- 水 2L
- レモン汁 小さじ1(あれば)
簡単!煮出して調味料を混ぜるだけ
1.茎から葉を取り2~3回じゃぶじゃぶと洗い、ざるに上げて水気をよく切っておきましょう。
2.アルミ製以外の鍋に水を入れ、煮立ったら紫蘇の葉を加えて10分ほど中火で煮出します。部屋中良い香りに包まれて、葉は赤から青に変わります。
アクが出れば苦味の原因になるので取り除いて下さい。
※アルミ製の鍋は酸に弱いのでステンレスかホーロー鍋がおすすめです。
3.葉を取り出して砂糖と酢を加え砂糖が溶けるまで2~3分加熱します。黒褐色だった煮汁がお酢を加えるとクエン酸効果で鮮やかな赤紫色に変わります。
4.弱った身体と心をよみがえらせてくれる、見た目も美しい魔法の赤しそジュースの完成です!
酢で中を洗浄した容器に移して冷蔵庫で保存します。水や炭酸でお好みの濃さに薄めて、さわやかな健康ジュースを楽しんでください。
焼酎に加えて飲むのも美味しいそうですよ。
「酢」に含むクエン酸で鮮やかな赤紫色に!
酢の効果は発色させる為だけではありません。
- 消化吸収を助ける
- 疲労・肩こり・腰痛の原因となる乳酸を抑える
- ビタミンCの吸収を促す
- ストレスを和らげる
保存方法と賞味期限
殺菌効果を持った酢が使われているため、痛みにくい赤しそジュースですが、保存は常温より冷蔵がおすすめです。
- ガラスびんで蓋のある清潔な容器を煮沸消毒する
- ジュースは煮詰めて、高濃度にする
- 密閉して、冷蔵庫へ入れる
- 保存期間の目安は6ヶ月
煮だした葉は「ゆかり」に変身
煮た赤しその葉は塩を加えてよく揉み、ざるに広げて天日で干すか、レンジでカラカラになるまで加熱します。
フードプロセッサーやミキサーで攪拌すれば、おむすびやお弁当にピッタリの「手作りゆかり」の完成です。
【赤しそジュースのつくり方】体調不良を吹き飛ばす驚きの成分と効能のまとめ
漢方医学では、赤しその葉は蘇葉(そよう)・紫蘇葉(しそよう)と言われ、疲れた身体や心を蘇らせる理気薬として漢方薬に配合されています。
刻んだ赤しその葉に熱湯を注いで作る紫蘇湯は、風邪のひきはじめや胃腸の弱っているときにも効果があります。
葉を煎じた液は神経痛や腰痛・冷え性など、低気圧や寒暖の差、自律神経の乱れにも効果があります。
手軽に作れて色も鮮やかな季節限定の赤しそジュースは今だけ!の貴重品。
- 冷たいものを飲み過ぎて弱った胃腸に!
- むくみや頭痛、めまいや食欲不振に!
- イライラストレスが溜まった時に
- やる気、集中力がない時に!
梅雨時にありがちな気象病や体調不良を吹き飛ばし、元気に夏を乗り切る為に、赤しそジュースを是非作ってみませんか。