植物

【2020年】月下美人!9姉妹の競演に酔いしれました

f:id:keiko-blog:20181120093037j:plain

一夜限りのはかない命、闇夜に浮かぶ純白の美しさに心酔する、月下美人の花をご存知ですか?

天女がまとう透き通る薄絹の衣のような、繊細な花びらを幾重にも重ね、神秘の香りを漂わせながら凛と咲き誇る美しいシルエットは夜のひと時、鳥肌が立つほど魅了されます。

初めて開花した年から3年目の今年はなんと!9つもの花を咲かせてくれました。

2020年 9姉妹の競演の幕開けです

7月29日いつもの年よりも少し早く蕾が付きました。

始めの年は秋も終わりに近づくころに1輪、2度目は秋の訪れを感じ始める頃4輪でした。

8月4日 日に日に茎をのばし、蕾もふっくらとし、首をもたげ始めたのはようとしています

8月7日 蕾はさらにふくよかになり少しずつ開き始めようとしています。今夜咲きますよのサインです。

20時過ぎ、ゆっくりと開花し始めました。

2時間ほどかけて美しい長女が開花しました。

翌日次女から4女が開花!そしてその翌日には5女から9女が咲き、3夜連続で神秘的な世界へいざなってくれました。

残念ながら9姉妹の同時競演は見られませんでしたが、毎夜かぐわしい香りと神秘的な開花を見ることが出来て幸せでした。

美しい9姉妹の亡骸です💧

月下美人はサボテン科の多肉植物です

f:id:keiko-blog:20181120093037j:plain

月下美人はメキシコからブラジルにかけての中南米熱帯雨林に自生するサボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物。

独特の形状で一夜限りの妖艶な花を咲かせます。

雌しべはたくましく妖艶

わかめのような平べったい葉から伸びるたくましく太く長い茎が雌しべです。

そよ風に揺れて誘いかけるようになびき、あやしい形状をしています。

そして…茎から伸びて、蜘蛛の様な、星の様な不思議な姿で頭をもたげているのも雌しべです。

f:id:keiko-blog:20191011090620j:plain

雄しべは繊細

花の中央から淡いクリーム色を身にまとい繊細な絹の糸の様に無数に出ているのが雄しべです。

雌しべをそっと守る様にガードを固めているようにも見えます。

2019年 開花の様子

f:id:keiko-blog:20191011090655j:plain f:id:keiko-blog:20191011090837j:plain

夕方16時 今日咲きますよ、と教えてくれています。18時 少し 開き出しました。

f:id:keiko-blog:20191011090917j:plain f:id:keiko-blog:20191011093803j:plain f:id:keiko-blog:20191011093751j:plain

3時間ほどかけて21時には直径20~25㎝ほどの花びらを広げ、英名「夜の女王」と言われる妖艶で魅力的な花は満開になりました。

f:id:keiko-blog:20191011095018j:plain f:id:keiko-blog:20191011095027j:plain f:id:keiko-blog:20191011095020j:plain

そして…ゆっくりと翌日の3時頃にかけて花びらを閉じ、目が覚めた時にはたくましく花を支えた茎も力尽きてしまいました。

月下美人の花言葉

f:id:keiko-blog:20191011093755j:plain

あでやかな美人

はかない恋・はかない美」

ただ1度会いたくて

華やかでかぐわしい香りを放つ女性らしい雰囲気、ほんの一夜限りの

短い命、はかなさとロマンチックな花言葉はまさしく美人薄命そのものです。

川端康成も愛した『月下美人』

葉山の古風な洋館、小宮邸を舞台に繰り広げられる夏の夜の短編小説

川端康成著『月下美人』の文中で作者は

『夢の国の花…白い幻の花よう』

『夢幻に浮かぶ花のよう』

『そよ風にゆれるように開く、蓮の開くように咲く』

と表現し、花を愛でながら交錯する人間模様や感情の機微を絡め、月下美人の花がいかに美しく、心酔するかを表現しています。

月下美人の育て方

f:id:keiko-blog:20190925121821j:plain

月下美人は高温、多湿を好む、中南米原産のサボテン科クジャクサボテン族です。太陽は好きですが照り付ける強い陽ざしと霜は苦手です。

土と鉢は?

サボテン用の土、又は赤玉5・鹿沼土2・腐葉土3を合わせた土と水はけを良くするため、素焼きの鉢を用意。

育てる環境には注意が必要です

f:id:keiko-blog:20190925122524j:plain

f:id:keiko-blog:20191011090647j:plain

  • 11月~4月 日当たりの良い室内
  • 5月~6月 戸外の日向
  • 6月~9月 戸外の半日影
  • 9月~11月戸外の日向

水やりの仕方は?

5月から9月は乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷり。

11月から4月は乾いてから2~3日後に少な目に。

肥料は?

4月~9月(生育期) 茎や葉が育ちすぎない様に窒素が少なめでリンとカリが多めの肥料をたっぷりと与える。

11月~春 なし

※株が充実すると7月から11月の間で年に数回咲きます。

2018年 開花の様子

f:id:keiko-blog:20190925143024j:plain

9月のある日、蕾が付きました。

f:id:keiko-blog:20181120093131j:plain f:id:keiko-blog:20181120093128j:plain

1週間後、蕾らしくなり茎が伸びて、少しカーブしてきました。

f:id:keiko-blog:20191011090816j:plain f:id:keiko-blog:20191011090822j:plain

2~3日後、さらに首をもたげるようにカーブし、蕾がふっくらとして来ました。

f:id:keiko-blog:20181120093013j:plain f:id:keiko-blog:20181120093016j:plain

蕾が付いてから2週間目、さらにふっくらと膨らんで正面を向き「今夜咲きますよ」のサイン。

暗くなり始めた18時頃、重なり合った薄い花びらを少しづつ広げ始めました。

f:id:keiko-blog:20181120093009j:plain f:id:keiko-blog:20181120093021j:plain

ジャスミンのような甘く優雅な香りを漂わせながら、薄絹の衣のような花びらをゆっくりゆっくり広げます。

f:id:keiko-blog:20181120093024j:plain

f:id:keiko-blog:20181120093027j:plain

2時間ほどかけて誇らしげに開花した姿です。

右の写真はあかりを消して、スポットライトを当てた特殊撮影。闇夜に浮かび上がり、妖艶に見えます。

f:id:keiko-blog:20181120093034j:plain

横顔もうっとりするほど美しい。

f:id:keiko-blog:20181120093037j:plain

一夜限りのはかない命を精いっぱい咲いてくれているかと思うと健気で愛おしくなります。

月下美人酒と食用

せっかくの美しい花を一夜限りにしてしまうのは忍びない、と思うのなら、満開の美しい時に花の付け根から取り、焼酎かホワイトリカーに漬け込むと何年も花酒として楽しむことが出来、花びらは酢の物やお浸し、スープや天ぷらにして頂けるそうです。

とはいっても・・・私はとても調理して頂く気持ちにはなれませんでした。

【2020年】月下美人!9姉妹の競演のまとめ

背丈が1メートル以上になり、温度管理・肥料・日光に気を付けないと花を咲かせることが難しい月下美人。

我が家の美人さんもやっとレディの仲間入りで初めての開花から3年目

2019年に待望の一輪の花を咲かせてくれた時の感動は今もはっきりと覚えています。

2019年には4輪!

そして今年は何と9輪!9姉妹の美しい競演が繰り広げられました。

これからも夢の世界へいざなってもらえるように、可愛いがっていきたいと思います。

本日もご訪問くださり、ありがとうございました。

-植物

Copyright© 87diary , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.